プラス自律神経失調症

心理療法

心理療法

心理療法とは、身体的な症状の改善ももちろんしますが、改善したり治癒後の再発を防ぐという効果があります。
自律神経失調症やうつ病の原因となったストレスや問題点を探り、引き起こされた身体症状も改善していく事が出来る、心身両方の治療方法です。
心理療法は、医師やソーシャルワーカーだけが行うというものではありません。疾患者と医師、セラピスト、そして身近な人との信頼関係や協力も欠かせません。
全ての心療内科や医療機関で行われているわけではありませんが、自分でできるものもあります。


心理療法の特徴

心理療法を行う時のポイント

心理療法には、認知行動療法や自律訓練法、簡易精神法の他に、行動療法や筋弛緩法、ゲシュタルト法、伝統的な方法など色々な種類があります。
医師やソーシャルワーカーとの相性、心療方法自体との相性もありますので、自分にあったものを取り入れていくと良いでしょう。
医療機関や心療内科で心理療法が取り入れられていない場合や、自分一人で行う時も、身近な人や医師に相談して行う事で、自分では気が付かない問題点や不安を解消する事もできます。

心のトレーニング

心理療法は、自律神経失調症やうつ病の治療に効果的な方法ですが、自分の性格や考え方、体質等を改善する為のトレーニングでもあります。
身体症状や不安、緊張が強い時には、トレーニングを一生懸命行っても、良い結果は得られない事があります。
ですからトレーニングを行える状態を作るために、薬物治療やカウンセリング、十分な休養、生活習慣の改善等を並行して行う事でより効果的な治療方法になります。

行動療法

特徴

不安や緊張が強いタイプの自律神経失調症やうつ病のタイプに適している方法で、身体症状が現れる原因を取り除くのではなく、原因や問題点に少しずつ慣れていくという方法です。
たとえば、電車に乗った時に不安や緊張を経験した為に、電車に乗る事でパニック症状が起きてしまうパニック障害の人に、電車に乗る事という行為自体に慣れていく事で再学習し、徐々に電車に乗っても不安や緊張を感じなくしていくというものです。

行動療法の方法

初めに、不安や緊張を感じる物や場所、対象に少しだけ関連のある行動をとります。例えば電車に乗ると緊張する人なら、そのそばまで行ってみる、という具合です。自分の好きな音楽や身近な友人や家族と一緒に行くのも良いでしょう。
慣れたら、駅に入る、ホームまで行く、と徐々に不安の対象に自分を慣れさせていきます。この治療では、急激に進めるのではなく、数週間〜数カ月かけてゆっくり進めていくのがポイントです。失敗しても自分を責めず、上手くできたらご褒美を用意しておくというのも良いでしょう。

伝統的な心理療法

伝統的な方法には、東洋療法と呼ばれる物が多くあります。東洋医学では心と体を一緒に考える事が多く、東洋医学自体が心理療法であるととらえる人もいます。
一般的に知られている物には、ヨガや座禅、太極拳、気功、絶食、断食等があります。
ヨガや太極拳は、色々な所に教室が開かれていますし習った事を自宅で一人でもできるので初めてでも初めやすいタイプです。
しかし、断食や絶食療法は自己判断で行うと危険な場合もあるので、必ず医師に相談して行うようにしましょう。