プラス自律神経失調症

エゴグラム

エゴグラム

エゴグラムとは、「交流分析」と呼ばれる心理療法の一つです。エコグラムを使った心理テストを行う事で、自分自身の性格や考え方の傾向を知り、人間関係のあり方を改善していくきっかけにもできます。
また、エゴグラム診断をグラフ化してみると、自律神経失調症や鬱になりやすい傾向があるパターンがある事がわかります。
そのため、病院や教育機関では病院などでは自律神経失調症だけでなくうつ病や躁鬱、脅迫障害、パニック症候群等の神経症、統合失調障害等の精神疾患の状態や症状のチェックにも利用されています。


エゴグラムの構造

親(P)・大人(A)・子供(C)

エゴグラムでは、人間の自我を構成しているのは自分が「親(P)」から受けた影響、実際の事実に基づいて冷静な判断をする「大人(A)」、実際に子供時代に考えたり感じたりしていた「子供(C)」の3つが基本になっていると考えられています。
さらに「親」には、「批判的な親(CP)」と「養育的な親(NP)」、「子供」には「自由な子供(FC)」と「順応な子供(AC)」の要素があるとされます。
この5つの内、どれが強く現れるか、どんな組み合わせパターンになるかをグラフにして判断します。

チェック方法と採点方法

エゴグラムで行うチェックは、5つの自我についてそれぞれ10項目の質問にYESは2点、NOが0点、中間を1として採点します。
10項目の質問の合計点数を書き出して、それぞれの自我の点数としてグラフにあてはめ、折れ線グラフを作ります。
折れ線グラフは縦軸を0〜20の採点基準とし、横軸を左からCP、NP、A、FC、AC、の順で配置します。

うつ病や自律神経失調症になりやすいパターン

エゴグラムで分類される5つの自我には、それぞれの長所と短所、気をつけたい性格の傾向等の特徴があります。
それらの特徴を分析した結果、V型、W型、CP優位、NP優位が自律神経失調症やうつ病になりやすい傾向のあるエゴグラムグラフのパターンだという事がわかりました。
自分のエゴグラムグラフを作成した時に、自分のグラフがどんな形になるかを見てみましょう。

V型

理性的な大人Aが最も低く批判的な親CPと順応な子供ACが高くなっているタイプです。理想が高く周りの期待に答えようとする反面、周囲の人間に対しても批判的な態度を取ることが多いタイプです。


W型

教養的な親NPと自由な子供FCが低く、CP、A、ACが高くなっている為、グラフの形がW型になっています。自分の感情を上手く表現できない人も多く、憂うつになりやすい傾向があります。


CP優位

批判的な親CPが他に比べてかなり高くなっている為、グラフは右下がりになっています。自分にも他人にも批判的な部分があるため、責任感が強く何事も自分自身で解決しようとする傾向がある人です。完璧を求めるため心身ともにストレスがたまりやすく躁うつ病や鬱病にもなりやすい傾向があります。


NP優位

教養的な親NPが他に比べてもっとも高く、グラフはNPをトップとした山型になっています。周囲との争いごとは極力避けて周りに気を使う、我慢強いタイプで、なかなか自分の感情を素直に出すことができない傾向があります。そのため、知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでしまっている事が多いようです。