プラス自律神経失調症

てんかん・過敏性腸症候群

てんかん,過敏性腸症候群

てんかんは、非常に激しい発作が起こる疾患というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、自律神経失調症でも見られるような頭痛、腹痛、動悸、呼吸困難などの症状のみの留まるケースもあります。脳腫瘍や血管障害などが原因となっている場合もありますが、発作が起こる原因の一つにはストレスがあります。
また、過敏性腸症候群は自律神経のバランスが乱れる事で起こる典型的な症状の一つです。どちらの疾患も、ストレスが大きなきっかけとなっている事から、抗不安薬などの薬を使った治療が行われる事もあります。


てんかんとは

原因と特徴

癲癇(てんかん)は、大脳のニューロンという神経細胞になんらかの異常がおこり、発作が起きる疾患の総称です。相称というのは、てんかん発作がおこる原因には様々な理由があり、原因がわからない場合もあるからです。
異常が起きる原因として解かっているものには、先天的に神経細胞に異常がある場合、先天的な脳の奇形がある場合、後天的に何らかの疾患が原因となって神経細胞に異常が起こる場合、等があります。
また、原因が特定できず発作が起こるタイプは突発性と呼ばれます。

症状

てんかん発作の特徴は、意識の低下、四肢の痙攣、全身の筋肉の弛緩・痙攣、泡を吹く、などです。
大発作と呼ばれる最も典型的な発作症状は、突然に意識が低下して四肢を突っ張らせたり痙攣させて倒れる、というものですが、発作にも数多くの種類があり治療方法も異なります。しかし、適切な治療を行う事で大発作の発症は軽減させることが出来ます。
また、脳の一部だけの異常で発作が起こる場合には、意識を保ったまま筋肉の痙攣や感情や思考の異常、頭痛、動悸、呼吸困難等自律神経の異常症状が起こる場合もあります。

予防・対策

てんかんの治療は、基本的に薬物治療が中心で、処方された薬を毎日規則正しく服用する事で発作を抑える事が出来ますが、発作の種類によって使用する薬も変わってきます。
また、睡眠不足や疲労・ストレスがたまると発作が起こりやすくなる傾向があるので、生活習慣を安定させることも重要です。
0〜10歳程度までの間に発症する小児てんかんの中には、成長と共に発作が起こらなくなる場合もあります。

過敏性腸症候群とは

原因と症状

過敏性腸症候群は、強いストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れによって自律神経の働きが低下することで起こる病気です。
自律神経は胃や腸などの内臓機能をコントロールしていますが、ストレスによりコントロール機能のバランスが崩れてしまうと、下痢や便秘を繰り返すという状態になります。
不安定型と呼ばれることもある、腹痛を伴う下痢や便秘を繰り返すタイプは、全身の倦怠感や頭痛、動悸、めまい等の自律神経症状を伴う場合がほとんどです。

予防・対策

ストレスが大きな要因となって自律神経のバランスが崩れている事が主な原因なので、ストレスの原因を取り除く事が大切です。また、心因的なストレスの他に、睡眠不足や不規則な生活習慣は、自律神経機能の低下を招く原因にもなります。
過敏性腸症候群によって下痢や便秘を繰り返す事の不安がさらなるストレスとなって悪循環に陥るケースもあります。そのため、病院で適切な治療を受けながら生活習慣の改善を行うことをお勧めします。