プラス自律神経失調症

片頭痛

片頭痛

片頭痛とは、動脈が拡張する事が原因の一つとなって痛みを感じる血管性の頭痛です。男性より女性に起こる事が多く、生理中や妊娠中にも頻発するケースがみられます。血液の拍動にあわせてズキンズキンと脈打つように痛みを感じるのが特徴です。
ストレス等心因性の疲労による自律神経の乱れや血管壁の拡張による三叉神経への刺激、ホルモンバランスの変化等がきっかけとなるといわれていますが、原因はまだはっきりと解明されていません。


片頭痛はこんな病気

片頭痛と偏頭痛の違い

「へんずつう」という言葉は、どちらの漢字でも見かけたことがあるという人もいるかもしれません。偏頭痛は、もともと中国で使われていた頭痛を表す言葉の一つで、血管性以外の神経症が原因となるタイプも含んだ相称として使われていました。
そのため、痛みを引き起こす原因が血管の拡張や痛みを感じる部分が頭の一部分等に現れる典型的な片頭痛は、必ず「片頭痛」というようになっています。
また、緊張型頭痛と混合しているタイプの片頭痛もあり、自己判断が難しい場合もあります。

痛みの起こる原因「セロトニン」

痛みが引き起こされるのは、動脈が拡張する事が原因になります。動脈の血管壁は痛みを感じる事が出来るようになっているため、普段は気にならない脈拍が大きな振動となって血管壁を伝わり痛みとなって感じます。
自律神経失調症やうつ病でみられる神経伝達物質「セロトニン」の分泌量が急激に増加して血管が収縮した後に、セロトニンの分泌量が戻ると急激に血管が拡張します。そのために、血管自体が痛みを感じ、もしくは拡張した血管が三叉神経に触れて痛みを引き起こすのが主な原因だと考えられています。

主な症状

片頭痛の代表的な症状は、ズキンズキンと波打つように頭の痛みが襲ってくる事です。また、頭の右即頭部のみ、とか、目の奥の方など、痛みを感じる部分が限定された範囲に現れるのも特徴の一つです。
症状が酷くなると痛みの他に、吐き気や冷や汗が現れる事も多く、実際に吐いてしまうケースも珍しくありません。
また、痛みの症状が現れる前に、目の前がちかちかしたり目の奥に痛みを感じたり、めまいを感じる事もあります。

片頭痛の予防と対策

病院で検査の結果、片頭痛診断基準当てはまっていた場合には、症状の状態に合わせて効果的な薬が処方されます。トリプタン系の薬が処方される場合や、てんかん発作の治療にも使われるセロトニン系の薬が処方される場合もあります。
症状が軽い場合には、市販の鎮痛剤で痛みを抑える事も可能ですがあまりに頻発する場合には、鎮痛剤に依存してしまう可能性や他の重大疾患が原因である可能性もあります。
片頭痛が続く場合には、きちんと病院で検査を受けて正しい薬を処方してもらうことをお勧めします。

セロトニンの正常化

食事や生活リズムの改善で、セロトニンの分泌を正常に促す事でも片頭痛の改善に効果的です。セロトニンは自律神経によってコントロールされている神経伝達物質です。そのため、自律神経機能を正常化させる事が片頭痛の予防につながります。
自律訓練法や規則正しい睡眠リズムを習慣付けることは自治る神経失調症の治療でも、初期段階から取り入れられる治療方法です。また、食事にセロトニンの分泌を促す食品を取り入れることもおススメです。