プラス自律神経失調症

自律神経失調症になりやすい人

なりやすい人

自律神経失調症は、ストレスだらけの現代社会では、誰もがなる可能性のある病気です。そんな中でも、特に交感神経・副交感神経のバランスが崩れやすいタイプの人と言うのがいるようです。
また、自律神経失調症とうつ病は違う疾患ですが、とても深い関係があります。自律神経失調症の症状から鬱病に発展するケースもあります。
また、糖尿病や脳腫瘍、高血圧、メタボリックシンドローム、心疾患や血管障害等の疾患や、睡眠や食生活といったライフスタイルを見てもなりやすい傾向というのがあります。


なりやすい傾向の体質とは?

自律神経のコントロール機能が弱い

自律神経のコントロール機能は、生まれつきバランスを崩しやすい傾向にある人と、同じ条件下でも何の問題もない人がいます。
特に、赤ちゃんのころに吐き戻しが頻繁だった人、周期性嘔吐症の経験がある人は、自律神経のバランスが乱れやすい傾向があるようです。
また、大きくなっても乗り物酔いしやすい、または小さい頃乗り物酔いしやすかったという場合もコントロール機能が弱い体質である割合が高いというデータがあります。

女性の場合

女性の場合、生理周期に合わせてホルモン物質の分泌量が変化しています。その為、生理前になるとイライラしたり、いつもと違う行動をしたりすることがあります。ホルモンバランスの乱れや感情の起伏は自律神経と深い関係があります。
で生理前症候群PMSの症状が比較的ひどい人や、生理不順、生理痛がひどいといった症状がある場合、自律神経失調症になりやすい傾向があります。

関係のある疾患

自律神経失調症以外の病気でも、同じような症状が出たり突然収まったりする場合があります。特に代表的な疾患は、糖尿病や脳腫瘍、悪性腫瘍(がん)膠原病などです。
また、更年期障害や卵巣腫瘍、甲状腺疾患等もホルモン分泌のバランスが崩れる為、似たような症状を伴う事が多くあります。
自律神経失調症を発症しても命に関わる深刻な状況にはなりにくいのが通常ですが、類似した症状が現れるこれらの病気の中には、早急な治療が必要なケースも珍しくありません。

こんな生活習慣の人も要注意!

体内時計のサイクルが乱れている

私達の体には、体内時計という機能が備わっています。
活動する為の働きをコントロールしている根幹神経が昼間優位に働き、体を休め修復させる為の副交感神経が夜間優位になる仕組みを25時間周期で繰り返すようになっています。通常はこれを24時間サイクルに調整して生活していますが、睡眠不足が続いたり不規則な生活リズムを繰り返していると体内時計は簡単に狂ってしまいます。
体内時計のリズムが狂うと交感神経優位の時間が長くなるケースが多く、心身共に休むことが出来ず、自律神経失調症の原因となります。

気をつけたい生活習慣

体内時計の他にも、自律神経失調症を引き起こす要因になりやすい生活習慣は、私たちの生活習慣の中に数多く潜んでいます。
特に、休みを取ることが苦手な人や夢中になれる趣味やスポーツがない人勤務自体が昼夜反転したり不規則な人、友達や家族と会話をする時間があまりとれない人等は、交感神経と副交感神経を切り替えるスイッチがなかなかうまく作動しない傾向があるようです。
思い当たる生活習慣がある場合には、ちょっと休んで心身をリラックスさせるようにすると良いでしょう。